今回は、こんな質問におこたえしたいと思います。
その前にひとつ教えてください。
コメントで教えていただけると、疑問におこたえできるので是非書き込んでほしいです!
鋭いあなたからの意見を教えてくださいね!
話はそれてしまいましたが、戻しますね。
フィールドエンジニアがやめとけと言われるのはどうしてでしょうか?
どんな問題があるのでしょうか?
見ていきましょう!
- フィールドエンジニアはやめとけと言われる5つの問題
- フィールドエンジニアになるなら!大手企業!中小企業はやめとけ
この二つ。順番にご紹介していきます。
フィールドエンジニアはやめとけと言われる5つの問題がある
まずは5つのデメリットについて。
フィールドエンジニアをやめておくべき理由の中心には、「いつ呼び出されるかがわからない」ということがあります。
ケ○タくんの呼び出しがあれば、断れずに駆けつけることになるわけです。(ジバニ○ンはいつも嫌そうですよね・・・)
この「呼び出し」ってのが、フィールドエンジニアの多くのストレスを引き起こす根源の原因かと思っています。
ちなみに、『呼び出し』にも種類があります。
呼び出しに関係する5つをまとめました。
- 土日出勤が発生
- 残業時間に出動
- クレーム対応
- お客さんから直接電話がかかってくる
- ブラックな会社
うっすら頭にイメージできた想像力豊かな方もいるかと思いますが、簡単にひとつずつさらっていきましょう。
土日出勤・残業出動がおこるのは365日24時間の会社
土日出勤と残業。イヤですね。
この2つはセットになってる会社がほとんどなのでまとめてお話します。
なぜなら、特殊機器は、24時間365日対応でメンテナンスしないといけない場合が多いからです。
たとえば、工場の機械、駅の改札機、業務用冷蔵庫。
これらはは、時間を問わず即修理案件になるからです。
呼び出されるの、ジ●ニャン以上じゃん・・・
その通り。
マクド○ルドの調理器具や会計レジなんかも数時間で駆けつけなければならない。。。。らしいですよ。
特殊な機器の会社は、ひとまず避けるのが良いかと思います。
中小企業のフィールドエンジニアは仕事を頼まれやすい
中小企業だと24時間関係なく仕事を頼まれやすい。という傾向があります。
うーん。あれ出す?いやあ。なんか負けた気がする。
でも仕方ない。。。。
ただし、24時間中小企業にこの依頼が飛んでくる…これは働く側からすると、まずい状況ですよね。
どういうことかというと、
大手メーカーの修理窓口で受付した修理依頼を、メーカーの人間が行くわけではない。時間外の仕事が中小に降りかかってくるってことです。
大手の中には、中小企業やフリーランスのフィールドエンジニアに依頼することもあります。
時間帯が深夜だったり土日祝日でも関係なく依頼されることも。(大手メーカー社員は土日休み・定時帰りしてたり…)
さいあくやん……
って思われたかも知れませんが、この様な目にあっている方も実際に多いのです。
と思われたかもしれません。
ただ一旦おちついてください…
ここで大事なのは
中小に入社しないこと。これが大事です。
わたしはこれを1番伝えたかったんですよね。
こんな構造はほかの業界でも似たようなものかもしれません。
大手の下にいる中小企業。これだけは避けた方がよいです。
「○○電機のOA機器の保守…」みたいなことが求人に書かれていたら要注意です。
と、まあ…長くなりましたが一旦まとめます。
- フィールドエンジニア業界は24/365が多いから
- SESや中小企業は仕事を押しつけられるから
- 残業だけでなく深夜・早朝の修理対応も必要 になる
ここまでだけでも、お腹いっぱいかも知れませんが、ここからはフィールドエンジニアのいいところも解説します。よかったらお付き合いください。
実際はサービスエンジニアの方が広い意味で使われると言った程度の違いです。(同じ意味と捉えて大丈夫なのでむつかしく考えなくてOKです!)
クレーム対応があるから不安?クレームは意外に余裕?!
フィールドエンジニアはクレーム対応が嫌!そんなイメージがありますよね。
お客さんから呼び出されて行ってみたらカンカンに怒ってる…みたいなイメージかと。
では、実際どれくらいだと思いますか?
答えは、
月200件の修理依頼があったとしたら、1件あるかどうかです。
多いと思われるかもしれませんが、実際はこんなものです。
そして、この1件のクレームも電話ごしでのモノ。
訪問すると「あれ?さっき怒ってた人ってこの人ですよね?・・」
といったことが多いですね。
電話だと強気なひとでも、実際に会うとめちゃくちゃ良い人だった(笑)みたいな事も多いのです。
とはいえ、クレームがまったく無い!わけではありません。
機器が故障するってことは、お客様の会社の仕事が止まっているということです。
ですので、「とにかく早く来てくれ!」「まずは教えてくれ」というのはいつも言われます。
これは、クレームではなくお願い。こちらが焦る必要はありません。
ひとつひとつ着実に進めていかないと、二度手間になって余計に時間がかかることに。。。
焦らず7割くらいで頑張る
これは、わたしの先輩に言われたことなんですが100%の力を出して頑張らないほうがいいです。
むしろ、70%くらいの集中力・平常心でいる方がスムーズに1日が終えられます。
考えてみて欲しいんですけど、50mのタイムを測るとなったらどうでしょうか。
一本目のタイムは、かなり早いでしょうね。
もちろん、二本目も早くてさっきよりもタイムがいいかもしれません。
しかし、回数を重ねるごとにタイムが変わらなくってきます。そこからタイムは落ちてきて、そのうちコケることになるでしょう。
それだけ、全力で走るのはミスにつながりやすいんですよね。
だから、70%くらいで頑張って適度に休憩を入れて平常心を保つ。これは、サボってるわけではなくて安定したサービスを行うのには必須の考え方だと私は思っています。
これは、車の運転にも言えるかと。
車はゆっくり走り、早い道を考えて。
車の事故なんて起こしてしまったら最悪です・・
クルマなんて、ぶっ飛ばしても普通に走っても。5分も早くならないです。だから、安全運転で心を落ち着けて向かいます。昔は急いだりしてましたが、到着してから頭がまわらず修理のミスが増えるのでやめました。
話はそれましたが、
あとはフィールドエンジニアのクレームの理由って機器が動かないことが9割。
だから、機械が治るとお客さんは怒りません。
機械と一緒にお客さんの怒りや悲しみも治ります(笑)
エンジニアの日常はこんな感じ。興味があったら読んでみてください。
ブラックな会社はSESや中小企業
繰り返しになりますが・・・SESと中小企業はブラックの可能性が高い。
大手から仕事を押しつけられるから仕方ないのだけれど。
ブラックな状況の中で、我慢してキャリアを重ねても
給料も低いし帰るのも遅いんですよね。
イイ思いが出来そうなものなんですが・・・
そうでもないのが現実。
休みの日も突然出動になるし、夜中に呼び出されることもあるので
転職活動することもできずにズルズル働いてしまう。
とはいえ、断ればいいよね?っておもわれるかもしれません。
でも会社間の力関係があるから実際は断れないんですよね。
まとめると・・
- 仕事を押しつけられるからきつい
- ベテランになってもあまりむくわれない
- 入社しやすいけど辞めづらい
フィールドエンジニアは未経験でもホワイトな大手企業に入ろう
はじめてのIT転職だと、
「最初は小さい会社からはじめないと・・・」
「スキルがついてきたら大手に入社したい」
と、考えてしまいがち。でも実際は逆。
逆に大手企業だと、研修が1ヶ月から6ヶ月あるところがほとんど。
現に、今の私の会社では
・2ヶ月目から5ヶ月目までは先輩に同行しての研修(OJTとかよばれます)
・5ヶ月目の途中からは徐々に手伝いなどをしはじめる
・6ヶ月目で補助ありの独り立ち
といった状態でした。
私は前職もフィールドエンジニアで「経験者」。
しかし、大手企業だと経験者であってもしっかりと研修してくれました。
(正直、経験者からすると簡単すぎた。でも知らないことも多々あったので非常に有益な時間でした)
しかも、大手は休日出勤や残業も少ないのに給料も多いしね!
「前の会社に残らなくてよかったぁ」って心から思いました。
働き方改革ってやつが2019年に始まってからは
「残業するなー」って言ってくれるようになりました。
だって、ベテランになれば年収700以上ありますからね。
まえの中小企業の部長より給料多いから、
「どこで働くのか?」が大事だなぁ・・と。
話がそれたけど、まとめると・・
- 大手なら未経験でも研修があるから
- 休日出勤と残業が少ないから
- 大手はベテランになれば役職無しでも給料は高い
- 大手は「働き方改革」のあと仕組みが変わった
ホントなの?と思われるかもしれません。ので解説しておきます。
休日出勤や時間外対応は[SES・中小企業]へ依頼するから
大手が残業や休日出勤を減らしてるのは、「働き方改革」や「労働基準法」を守りたいから。
なぜなら大手は
実際入社すると、かなりイメージを重要視している。と実感しました。
中小企業に勤めてると、この「ブランド」って感覚がほぼなかったので、ものすごく違和感がありましたね。
それよりも中小時代は、「つらくても頑張らなきゃ。仕事がもらえるように適当に仲良くしとかなきゃ…」みたいな考え方でした。
大手社員は勤務年数で能力給があがるから
先ほども少し触れたのですが、
大手の社員でベテラン(40歳以上)にもなってくるとかなり給料が多くなってきます。
だいたい年収600万位かな。(もちろん会社によりますが…)
それもそのはず。
毎年、能力給や基本給が少しずつ上がってくるから。
とはいえ、30代でも年収500万〜600万円ある人もいます。
しかし、見た目の数字だけ追ってはいけません。
ベテランになると言うことは、「自分の能力も衰える」と言うことです。
40代・50代と能力が落ちていくのに、
年収は上がっていく。察しのいい方はわかると思いますが、大手の最大の魅力はコレです。
もしかしたら少し、腹立たしい気持ちになるかもしれません。
でも、ずっと働いてもはたらいても、家族がごはんを食べられないのはもっとツライですよね。
もし、あなたが45歳になったら。お子さんがいて
高校や大学に進学する場面になったら。
めちゃくちゃお金がいるんですよね。
背は腹には変えられない…ってやつです。だからわたしは大手をすすめてます。
大手は年功序列の会社。悪者扱いされる対象になります。
しかし、人生設計を本気で考えると年功序列で生きていけるのなら
「お金の心配ごとがなくなる!」んです。
今の日本で、年功序列の制度をギリギリですが取れるのは大手しかないかと思います。
まとめ
フィールドエンジニアの仕事がきついと言われるのが半分正解。半分間違い。かと思っていました。
それは、私が中小→大手と転職したからどちらの気持ちもわかるからです。
もし、万が一フィールドエンジニアにあなたがなる可能性があるなら。断然大手がいいと思います。
フィールドエンジニアで大手に入るにはどうするのかについては別の記事で書いてるので、転職活動が心配な方は見ていただければとおもいます。
だって、わたしも仕事に関しては、かなり辛酸舐めてきたので、大手でスキルを増やして給料もプライベートも充実してほしいって思いますよ。
ではでは!