サービスエンジニアはITエンジニアの中でも参入しやすい仕事
こんなことがよく言われていますし、
私も同感です。
とはいえ、
・サービスエンジニアに必要な資格は?
・採用に有利な資格はあるの?
という方も多いと思います。
そこでこの記事ではそんなサービスエンジニアに必要な資格はなんなのかを、
サービスエンジニア歴12年の観点から解決していければなと。
具体的には
- サービスエンジニアにITパスポートと基本情報技術者資格なんか必要ない
- 車の運転免許は必須
- コミュニケーションスキルがあれば資格がなくてもOK
の順番に重要なポイントだけをご紹介していきます。
✅ この記事を書いた人
2分くらいで読めますし、サービスエンジニアに本当に必要なスキルがわかるので、
まずはご一読を!
※サービスエンジニアのことを1から知りたい方はサービスエンジニアの仕事の内容を歴12年の私がくわしく解説の記事からどうぞ
サービスエンジニアにITパスポートと基本情報技術者なんか必要ない!
サービスエンジニアを目指すだけなら、
今はIT系の資格は必要ありません
なぜなら、サービスエンジニアは
ハードウェアの専門家だからです。
パソコンでいうと部品を交換することが仕事になります
- ハードディスク
- メモリ
- マザーボード
- CPU
- 電源基板など
物理交換することが主な仕事です。
「ソフトの対応もあるんじゃないの?」
と思われるかもしれません。
たしかに、ソフト対応もたまにありますが社内ヘルプデスクと連携して対応します。
なので、
サービスエンジニアにソフトウェアの知識は必要なしです
では
ITパスポートや基本情報処理などは?
という疑問もあるかもしれませんね
この二つの資格は、ITの全般の広い知識を持っている証明にはなります。
しかし、サービスエンジニアの転職の中では高い評価は得られません。
なぜなら、サービスエンジニアに入社したら研修もあり取得させてくれる資格だから
そうなの?
例えるなら、幼稚園で「九九マスターしました」ってすごいけど、2年生で習うから長い目でみたら大差がない…って感じです
もちろん個人的に知りたい方は勉強するのは大賛成です
しかし、サービスエンジニアでは資格があまり優遇されません。
優遇されないなら、転職を遅らせてまで頑張る必要はないってはなしです。
それよりも、はやく入社した人から研修を受けられるので時間がもったいないかと思いますよ
サービスエンジニアは車の運転免許が必須!
サービスエンジニアに資格は必要ない!って言い切ったのですが、
車の運転免許は必要です
なぜなら、お客さんの会社に行く必要があるからですね
逆に、サービスエンジニアで働く中で
- 交通違反
- 交通事故
- 免許停止
- 免許取消
を起こすと、一定期間運転させてもらえなかったり、
サービスエンジニアから別の仕事に変更させられたりします。
それほど、運転免許は必須の資格なので
日頃の運転から気をつけることが大切です。
コミュニケーションスキルがあれば資格がなくてもOK
コミュ力が必要!
これは、聞いたことがある方も多いと思います。
この理由は2つあります
✅サービスエンジニアにコミュ力が必要なわけ
- お客さんと仲良しだと仕事しやすいから
- トラブルが起こっても最小被害でおさめられるから
この1・2を下で解説していきますね。
サービスエンジニアは、対面と電話でお客さんに説明したり、ヒアリングします。
実はここから、修理は始まっていますよ
1「仲良しだと仕事しやすい」は日頃からの関係性が大切
これはなんとなくわかると思います。
お客さんと関係性ができている時とできていないとき
お願い事をしたり、お客さんの状況を聞いたりするにも
どちらにも結果が大きく変わります。
これは、他の仕事でもそうだと思います。
少しくらいの無理を聞き入れてくれますもんね。
2 「トラブルの被害を最小限でおさめられる」
これは?わかりにくいですよね。
トラブルというのは、予想もしない状況になって起こる障害です。
サービスエンジニアもお客さんも関係者も全員お手上げ状態
こういった時、サービスエンジニアはいろんな技術を持った
先輩や専門の人をたよって原因を探るのですが、
時間がかかります。
ここで、もう一手を打てるか打てないかで命運が分かれます
お客さんに、関係する方への状況報告をお願いしておくんです。
これができていないと、サービスマンはずっと調査中。
そして、お客さんは待ち状態。
そして、爆発アンド関係者からの大爆発の二重爆破が起こっちゃいます!
「社会人として、当然だろ!」
ははぁー!
ってことが、抜けてしまわない人
→これが、コミュニケーション能力が必要な理由です。
もちろん、はじめからできる人はほぼいないので
徐々にできるようになること!
気にしなくてOK!
ただ、もともと人と話すのが苦手な人は、修理に慣れたとしても
できないことが多いです。
絶対苦手!って人は、サービスエンジニアをやめとくのも良いかもしれません。
※サービスエンジニアがきつい理由が気になる方は、
≫サービスエンジニアが激務できつい理由を現役の私がポイントを押さえて解説!を読んでください。
まとめ
サービスエンジニアには資格が必要ないとか言いながら、「最後はコミュ力だ!」と、
かなり体育会系な雰囲気が出てしまったかもしれません。
すいません。
ただ、言い訳をさせていただくと
入社してから、
「もっと早く転職しておけばよかった」
とか、
「お客さんと話をするのがイヤ」
って人が困らないようにしたいんです。
なぜって、
そんな人を12年間たくさん見てきたから
私、こう見えても(どう見えてんだ?)
相談されやすいタイプのようで
同期や後輩はもちろん、先輩からも相談されることもありました。(先輩は困るんですがね)
だから、正直に書いています。
この記事を見て、サービスエンジニアについて考えられるよう
これからも検討する材料を提供していきます。
あなたにぴったりな仕事が見つかることを祈っております。
ではでは!