「うちの会社が経営不振らしい…
でも、人手不足だし「辞める」だなんて言い出せない…」
そんな時、すぐにやっておくべきことがあります。
それをしているかどうかで、いざ会社が【倒産】となった際、路頭に迷わないかが大きく変わる。
後回しにすると、きっと後悔しますので、ぜひ今すぐやっておきましょう。
自分の市場評価と強みを知る
簡単にいうと、知っておくべきことは以下の2つです。
- あなたの市場価値を知る
(現時点での市場価値の数値化) - あなたの強みを知る
(客観的な自分の長所を文章化)
どちらも、今すぐ家でもどこでもかんたんに調べられるので、以下の章を読みながら確認してみましょう。
①あなたの適正年収を知る
適正年収を簡単にいうと「あなたのことを社会的にみると年収はこれくらい」ということを知っておく必要があります。
同じ業界でも異業種への転職であっても、あなたのキャリア評価がどのくらいなのかは今後の行動に深く関わってきます。
仮に会社が倒産せずに、持ちこたえたとしても、絶対知っておくべきです。
あなたの適正年収をしらべる具体的な方法としては、転職サイト・転職エージェントに診断してもらうことでできます。
スマホで指一本でカンタンに診断できますし、わざわざ面談会場に出向く必要はありませんので、忙しい時でも気軽に利用できちゃいます。
また、適正年収診断は診断するタイミングによって差が出てしまいます。
例えば、あなたの会社の業界が不景気になってから市場価値診断をおこなうと、当然ですが年収が大きく下がります。とりあえずだいたいの年収額が知りたいだけだとしても早めに調べるのが必須といえます。
dodaという転職サイトに年収査定ができるシステムが搭載されています。簡単にいうと、あなたの現状での年収を知ることができるサービスです。dodaだと無料で診断できます。
(dodaは転職をしてほしいかと思いますが、年収査定の結果を見てから考えましょう)
方法はとてもカンタン。
パソコンやスマホを使って、ネット上から無料登録をするだけで利用できます。
説明会や面談などに行く必要は一切ありません。
ネットだけで年収査定が出せてしまうので楽ラクです
そしてこちらが、その診断結果として表示されたもの。↓
このように、10円単位で診断されます。この年収査定の金額を確認したら、どちらにせよあなたの覚悟は決まるはずです。
- 年収査定の結果の方が低い場合・・・・・・転職せず、仕事を続けるためにどうするのかを考える。
- 年収査定の結果の方が高額の場合・・・・・・転職する事を決断すべき。
このように転職をするか、しないかがスッキリ・ハッキリします。
数値化すると決断がしやすくなり、これからの行動の軸になる。
もし倒産することがなくなったとしても、会社自体を見直すいい機会なのでやっておきましょう。↓リンク貼っときます

無料でできることはまだまだあります。
重要なデータは集めておきましょう。実際に倒産してからでは遅いかと・・・
②あなたの強みを知る
「あなたの強み」は、できることなら身近な人に直接聞くのが1番よいです。
親や兄弟、友達や恋人に「私の長所って何かな?」と聞いてみて「こんなことが得意だよね!」と答えてくれたなら書き留めておきましょう。
意外に自分自身ではなんとも思っていないことが、身近な人からはすごいと思われていたりしますよ。
とはいえ、「誰かに聞くことはできない」という方もおられるかと。
この聞きづらいあなたの長所もスマホと指一本で調べることができますのでご安心を。
ただ、今の仕事とあなたの長所が合っていない場合もわかってしまいます。
自分の長所は会社が倒れなかったとしても将来設計を考えるうえで、はやくに知っておくべきですね。
リクナビnextという大手のサイトなので登録している人も多いかもしれませんが、8568通りとおりの診断結果からあなたの長所を無料で知ることができます。

こちらも方法はめちゃカンタン
パソコンやスマホでネット上から無料登録をするだけで利用できます。
身近な人に聞きづらい質問をする必要は一切ありません。
ネットだけであなたの長所が文章として表示されるのでスクショしておきましょう。
そしてこちらが、わたしの診断結果として表示されたものです。↓
↑強みは5つ表示されます

※診断は項目別にコメントが出るので、あなたが意識してやってきたことや自覚のない長所に気づくことができます。
新たな業種にチャレンジもよし、同じ業界であってもあなたの長所を活かせるポジションまで考えて仕事を探せるようになります。
まとめ
会社の経営不振は社員が手を出せないことが多く仕方ないかと思います。しかし放置すると取り返しがつかない事態になります。
労働側は「もしも…」を常に考えておくべきです。
私も前職の会社があきらかな倒産寸前だったので転職しました。
その一年後、倒産したと聞ききました。本当にあの時転職しておいてよかったです。
あなたの危機管理能力が危険を察知した時点で
あなたの強みを知る(客観的な自分の長所を文章化)
の2点を明確にしておくだけで、「次の一手」の効果に雲泥の差ができるかと。
また、リクナビ・dodaは転職サイトの大手サービスです。それぞれのサイトが7万件以上の求人を持っているので、これを利用しない手はないかと。登録してなかった人は一石二鳥ですね。
最後になりましたが、「会社が倒産する」なんて考えられない方が多いかと思います。しかし、会社は本当に倒産するんです。
意外にもあっけなく。倒産しても社会は動き続け仕事探しをしなくてはならなくなります。
今、この記事を読んでくださっているのも何かの縁。危険を事前に回避していただけるきっかけとなれば嬉しいです。
ではまたー!