「誰もわかってくれない…なぜそんなことを言うの?理解する能力がないの?私の言う事を聞いて。私はわかっているのに、全然相手はわかってくれない。私は、コミュニケーション能力がないから…」
こんな事はあなたには、ありませんか?
仕事でも家族でもチームでも恋人同士でも…
とても、つらいですよね。
このままでは、今日も明日もあさっても、あなたは理解してもらえないままになってしまいますね。
まず理解に徹し、理解される (コミュニケーション編)
そもそもわかってもらえないってどういう状態?
まずは、「人に自分を理解してもらう」について考えていきましょう。
単純にコミュニケーション能力がないので…とかで終わらせません。
この記事を読むことで、「7つの習慣」から参照、人からの理解・人への理解について学ぶ事ができます。
①だれもわかってくれない…仕事でも家族にも…なぜ?
②信用口座はどれくらい?
③第一、第二、第三の習慣が重要
そもそもわかってもらえないってどういう状態なんでしょう。
なぜ理解してもらえないのか考えていきましょう。
深掘りしていきます!
①だれもわかってくれない…仕事でも家族にも…なぜ?
だれもわかってくれない…なぜ?それは、コミュニケーション不足とかだけでなく
「相手が 私の事を 理解できていない」 と思っているから
です。しかもこれは、お互いがそう思っている事が大半です。
「理解できていない?そんな事はない。私は相手の考えをわかっている。」
こんな意見が聞こえてきそうです。が…www
では、これから理解できていない人のダメなパターンを3つあげます。
ここに該当しないかを確認してみてください。
もちろん該当しないですよね?(私は該当してしまいました・・・)
問 あなたは人に何かを促す時、どのように受け答えしていますか?
①自叙伝的な反応: 私の時は… 俺が若い頃は景気が良かったから… って話してませんか。相手はあなたの経験を聞きたいのでしょうか?あなたは、人から自叙伝は聞いて どう感じますか?やっていませんよね?
②助言:「それならアレやってみたら?コレ使ってみたら?」真剣な悩みの時に、全ての内容を聞かずに、すぐに助言を言う人…いますねw
これは、コミュニケーション、ビジネスとしても不信感が凄まじいです。
例えば、あなたが強い腹痛で苦しんでいたとします。必死の思いで
病院に行き、お医者さんに病気の事を伝えようと話し始めたら、話をさえぎってきて、
いきなり処方箋を出し「お薬を一週間飲み切って、それでもダメでしたらまた来てください」って言われたら、どうですか?
その薬の処方は正しいの?全然関係ないお薬じゃないの?
そもそもなんの病気なの?となりませんか。
まず、話を全て聞いてから処方せんを出した方が良いですね。
③解釈する:「あーハイハイ。それって〇〇ってことだよね。わかるわー」これは共感してくれてるようで、自叙伝の変化系ですね(笑)わかるわかるー!って裏に、あなたの自叙伝が見え隠れしてます。皆さんも誰かにやられた事ありますよね(笑)
まず話を聞こう!
理解してもらえない方・・・「聞き方がダメダメor最初から聞かない」話を聞けてない
相手・・・「どうせこの人は、話をしてもちゃんと聞いてくれていない…」諦め
↓
理解してもらえない方・・・さらに話がない(情報がない)ので探る。
相手・・・「理解してほしい」という気持ちがないので探られると隠す。
理解してもらえない方・・・勝手に「大丈夫だろう」とか「こいつはこういう奴だ」と妄想して理解したつもりになってしまいます。
では、どうするのか。
この本には、「聞く」にはレベルがある。と説明されています。
簡単な会話の例から、子供の気持ち(相手)と親の対応を見て想像してください。
(状況設定)子供の同級生が学校を辞め、ビジネスで成功しているようだ。子供としては、学校で勉強している内容が働く事になんの役に立つのか・・疑問や不安な気持ちが芽生えてきた。
子供は親に答えを求めています。
レベル 最悪な状態
子供「なんか、学校の勉強がつまらないよ」
親「なんですって!ここまでお金がいくらかかったと思ってるの?勉強は将来、好きな仕事を選ぶ為には必要よ。もっとがんばらないと…」
・これはやりがちですが、子供の話一切聞いてないですよね(笑)本当に親としては正しいと思う事ではあるのですが、その親の考えを子供に押しつけてます。レベルは最悪です。
レベル1 復唱する
子供「なんか、学校の勉強がつまらないよ」
親「学校の勉強がつまらないのか?」
・怒ったり追及せず、復唱するだけ。とりあえずはgoodですね!
最低限ここはクリアしたいですねー話を聞く姿勢を作り、子供が話をしやすくなります。
レベル2 自分の言葉に置き換える
子供「学校の勉強がつまらない」
親「学校で習ってる事が役に立たない・・そう思ったの?」
・さらにチョビっと成長。理解しようとする意図が見えますね。
レベル3 感情を読み取る
子供「学校の勉強がつまらない」
親「何かイライラしているの?」
・流石は親。読み取られている…のレベルですね。心に余裕がないとここまで読み取れません。
レベル4 言葉を置き換え、感情を読み取る
子供「学校の勉強がつまらない」
親「学校で習う事が役に立たないと感じて、イライラするのか?」
・レベル2と3の組み合わせ。こどもは「うん」と答えるでしょう。そして、どうしてつまらないと言ったのかの本音を語りやすくなります。親はもちろん優しい笑みを浮かべて言いましょう。
そしてこの上の最高レベルは、「感情移入」だとこの本では書かれています。
なかなか簡単ではありませんが、「聞く」というのは奥が深いようです。
冒頭の「わかってもらえない。こっちの事を何にも理解してくれていない。私は、(相手の事を)理解している」
この答えとしては、相手の話を聞いて理解しようとしていない(もう話してもらえない)ので、自分で勝手に妄想した相手像を作ってしまっているのです。
相手を理解するには相手の話を聞く事しかありません。(それでも足りないくらいです)
だから、感情移入して聞くに徹し、相槌は言葉を復唱し感情を言葉になおす。
心がけ一つで、会話が良い方向に変わります。
②信用口座はどれくらい?
信用口座とは、相手があなたの事を信用してる残高はプラスいくつ・マイナスいくつと考える方法です。
「最近あいつと会ってないなぁ…旦那とは1年くらい話してない…
メール無視したまんまだわ…」
とかとか、明らかなマイナス口座はありませんか?
これは、銀行の預金口座とかと同じような考え方で大丈夫です。
人間関係は口座(コウザ)です!
終わりなどはなく、信用はマイナスからでも、コツコツやればプラスに変えられます。
ですので、奥さんにそっぽ向かれているご主人も、奥さんに信用される事を長く続けていくと信用口座は必ずプラスになります。諦めて入金しないのが1番ダメです。
今日から、帰り道に奥さんの好きなスイーツでも買って帰りましょう^_^
③第一、第二、第三の習慣が重要
この聞くというとても大切な事。
自分が不安定な状態だと、聞く事ができません。
この高尚なやり取りをするのに、自分が手一杯だと相手の言葉を受け止められません。
自分自身が精神的に充実し、時間的充実、体力的充実がなされていないと不可能となります。
やはり、この本での
第一・第二・第三の習慣を、習慣化できるようになる事がとても大切です。
そして、この相手の言葉を受け止めることは、相手から影響される状態になる為、自分がブレていると相手から影響を受けてしまいます。
この第五の習慣は、第一の習慣でてきた影響の輪の応用です。第一の習慣
ただ今回は、相手の影響の輪に自分が入る事により、こちらの影響の輪が相手に届くようになる。そして相手への理解がはじまる方法です。
ですので、自分が揺らがない自主性や自身の憲法を基準に行動できる自分を作れている状態が必要となります。
まとめ
いかがでしたか。
昔から、「人の話はよく聞きなさい」と言われてきましたが、聞けていましたでしょうか。
よくある、質問のテクニックとかで聞くのではなく「誠心誠意、あなたのことが知りたい」
という姿勢で聞き、感情移入する。これが何よりも大切です。
それができていれば、自然と信頼されお互いの内面を話し合い、思い込みのズレを補正して信頼と理解を得られます。
ビジネスでも友人関係でももちろん同じですが、まずはご家族との信頼口座を黒字に戻してみる。
ここから始めて見ませんか。
ではまた!^ – ^
※この記事は<7つの習慣>という名著を、私自身の解釈で、短くまとめたものです。
間違いなどごさいましたらご指摘のほど宜しくお願いします。すぐに訂正させていただきます。
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