
なんだかパソコンのマウスが動かないし、文字も入力できないよ。
この会社の重要なデータも入っているんだ。
これじゃ仕事にならないよ。

Windowsが固まってしまったんですね。手順を間違えるとご自分で壊すことになるので、一緒に解決しましょう。

手順って?いつも電源ボタン長押しで電源切ってるけど?

・・・・・・・・・・「いつも」って・・・
もうダメかもしれないですね。

なんとかしてよ。

なんともならないようにしたのは
あ・な・た
ですよ。
トドメをさしておいてなんとかしてくれって…
ボンさーん!

パソコンはもうダメかもしれないけど、試したいことがあります。
電源の切り方も
しっかりレクチャーします。

俺が悪いって言うのかい?

聞こえてました?ごめんなさい!
とりあえず、パソコン再起動しましょうかー
【HDDが危険】PCが固まったら?選択を間違えないで!4つの手順
キーボードを叩いてみても、パソコンの画面を叩いても(叩きすぎ…)
「ダメだ…」
なくなく諦めるしかない。
パソコンを毎日使われる方だと、ご経験があると思います。
私も、もちろんあります。
カスタマーエンジニアではありますが、
自分の使っているパソコンが固まる事は回避できません。
いったい、フリーズ時には何が起きているのでしょうか。対処法は?
今回は、「パソコンのフリーズ」について解説していきます。
PCが固まったらどうするの?残された道は4つ…
パソコンが本当に固まったら、
とりあえず、電源を切るしかありません。
そして再起動です。
しかし、電源を切る方法を、ちゃんと考えなければ取り返しが
つかなくなる事になります。
(運が悪ければ、二度と立ち上がらなくなりますよー!)
なので、負荷の少ない順番から試していきましょう。
(もう、何度も固まってる場合はハードディスクが
死んでいるかもしれません。私も責任は取れませんのであしからず)
- 手順①Windowsキーからシャットダウン
- 手順②タスクマネージャーからシャットダウン
- 手順③電源スイッチによる強制終了
- 手順④電源コンセントを抜く(バッテリ抜く)
一口に電源を切ると言っても、4通りあります。①②は安全な切り方です。
これで、次が起動しなければ手遅れだったとしか言いようがありません。
しかし、③④の方法で電源を切る時は、クラッシュさせてしまう可能性があります。(ギャンブルなんです…)
③④どちらも、パソコンに取っては最低な切り方です。
③④を一度でもやった事がある方は、パソコンに致命的なダメージを
与えたことを認識してくださいね。
人間の体で例えると、脳への血液をいきなり停止したようなものです。
後遺症が残りますよね…それと同じです。
では、具体的なやり方です。
①Windowsキーからシャットダウン
①これは、みなさん大丈夫かと思いますが、パソコンのキーボードの旗のマークのキー(Windowsボタン)を押して、電源マークを押して
シャットダウンを選ぶ。ですね(^○^)
固まっているように見えても、触っていたウィンドウだけ固まってる場合があります。
その場合は、この方法でシャットダウンできます。
②タスクマネージャーからシャットダウン
キーボードの「ctrl」押しながら「alt」も押しながら「delete」で[タスクマネージャー]
という画面を開きます。
そうすると、「シャットダウン」と書かれたボタンか、
「電源のマーク」が表示されていますので、
選択してシャットダウンできます。
この方法は、修理するような人は、とてもよく使う
ショートカットキーの組み合わせです。
知っていると、様々なトラブルで活躍しますので、
余裕があれば覚えておいてくださいね。
③電源スイッチによる強制終了
これは、①と②ができない場合の最終手段です。
お使いのパソコンのメーカーや機種によりますが、
だいたい電源ボタンの長押しパターン
か
電源ボタンの連打(10回ほど)のどちらかが多いです。
中には、resetボタンなるものが搭載されているパソコンもあるので、
③は取扱説明書を確認してください。
④電源コンセントを抜く(バッテリ抜く)ダメ!絶対!
これは…これは。。。。。
倫理的に紹介するかどうかと思いましたが、
PC に詳しくない人ほどやってしまうので、
説明します。
①も②も③もやってみたけど、反応しない事があります。
その場合の完全最終奥義となります。(パソコンを殺してしまうかもしれません)
「この技は使うな。これは、もしもの時しか使ってはならん…」そうです。「コンセントを抜く」パソコンなどの精密機器で一番やってはいけない事です。「もう、どうなってもいい!ダメなら買い換える!」という覚悟ができた時にだけにしてください。
なぜ固まるのか?
なぜ、パソコンは固まるのでしょうか。
理由は、本当にいろいろありますが、
原因となる事が多いものだけ、紹介します。
- ①ハードディスクに書いてある内容が、読めない>HDD不良
- ②メモリが不足。ハードディスクにメモリの役割を手伝ってもらっている(仮想メモリ)>メモリが足りないだけなので、メモリを増やす。
- ③パソコンにつないでいる機器が悪さをしている>原因は特定するの難しい
③の場合は、いろんな機器を使ってたりすると原因を特定するのに結構苦労します。
回避する為の対策は?
丁寧・大切に使っていても、機械は必ず壊れます。(機械は壊れないと思っている人がたまにいますが…必ず壊れます)
- ①ハードディスクの故障・・・・・これは、HDD交換。それ以外の対処法はありません。
これは、the ENDです。
システムを修復するchk dskという方法はありますが、
ハードディスクを治すわけではありません。
治ってもすぐに他のセクターが壊れるでしょう。
chk dskはハードディスクに多大な負担をかける為、クラッシュする可能性も見越してください。(バックアップを必ず取ってから)
chkdskの方法は、私がよく見ているruurooさんの参考記事を貼らせていただきます。
chkdskと修復オプションの参考記事
ハードディスクには寿命もありますし、衝撃にも弱いです。更には、電源ブチ切りしたらハードディスクの内容がメチャクチャになってしまいます。
動作が固まる事を繰り返しはじめたら覚悟を決めましょう。また、この状態はPCは助からないので、大切なデータは、USBメモリや外付けHDDにバックアップを取りましょう。
- ②メモリが不足
メモリ不足している場合なので、メモリを増設する。
今は、とてもメモリの種類が多いので
メーカーに問い合わせてから購入しましょう。
安かったとしても、取り付けできないと意味がないですからね^ ^
- ③パソコンにつながっている機器が悪さをしている・・・
最低限どの機器(マウスとキーボード)だけにしてみる。
意外に見落としがちなのが、LANケーブルやbuletooth接続や無線接続です。
これらも一旦解除してみましょう。
再度電源を入れて立ち上がったからもう大丈夫!って
ダメですよ。また、すぐに再発するかも…
ハードディスクのエラーが出てないか確認しておきましょう^ – ^
Windows10であれば、
虫眼鏡🔍のところの検索窓に
「control」と打ち込んでenterキーを押します。
(コントロールパネルが開ければやり方は、なんでもいいです)
管理ツールの中のイベントビューアを開きます。
システムを選んでしばし待ちます。
すると、パソコンで起こった事を記録した情報が、一覧で出てきます^ – ^
この中で、●エラーで atapiとかdiskとかの文言は記載されていませんか?
もし、この一週間くらいを一行ずつ見て、このエラーがなければハードディスクではないと判断して構いません。
しかし、たびたび記載があれば、もうこのHDDとはサヨナラしなければなりません。
サヨナラの準備をしましょう。
パソコンを修理に出す前に
修理に出される場合は、一つ気をつけなければならないことがあります。
それは、「修理に出すと初期化される」という事です。
基本的に修理工場では、お客様のデータの事は関与しません。
データはお客様にとっては財産ですが、
修理するのは、ハードディスクです。中身は空っぽなので、初期化となります。
例えるなら、カセットテープやC Dを交換してくれるけど、中の曲の事までは、面倒見れないということです。
必ず USBメモリや外付けHDDに保存してから、修理に出しましょう😌
パソコンを買い換えるタイミングかもしれません
パソコンは一般家電のような、単純な作りではないので(1万以上の部品でできています)
もって3〜5年です。(精密機器です)
勘違いされてる方が多いのですが、家電のように10年使えるのが普通だと思わないでくださいね。
メーカーも発売から5〜6年経ったら、修理部品の供給がなくなることも、ほとんどです。
業務用のサーバなどは部品供給は長いです。
しかし一般のPCは、メーカーの対応も短いです。
パソコンを選ぶ基準
今は、安くても性能が高いです。
動画編集とかをしないのであれば、見た目が素敵ならどれでもいいと思います(答えになってない!)
ただ、一つだけ注意してほしいのは、
「最初から年賀状ソフトや写真編集ソフトなど10種類ものソフトが最初から入ってますよー」
みたいな売り方してくるパソコンはやめた方がいいです^ – ^
これは、一見お得なように見えるのですが、
高スペックなパソコンに、いろんな装備を載せているので、低スペックな状態で始めなければなりません。
いらないソフトは消していくか、
最初からシンプルならソフトの構成にしておいて、必要になってからインストールするよるようにした方が良いです。
なので、家電量販店とかでパソコンを買うのは、パソコンに無駄なソフトの値段を載せられた状態で買うことになるので、
通販などでの方が良いと思います。
パソコンのスペックってどう見るの?具体的な見方
あんまりパソコンに詳しくない方から、
「パソコンの何が早いといいの?」「ハードディスクはどれくらいあればいいの?」
とか聞かれるのですが、私の答えとしては、
「家電量販店の店員に勧められたPCだと、高機能すぎてもったいない」
と思います。
なので、ちょっとだけ数値の見方を紹介します。
1点商品を例にあげます。
![]() | 価格:39,500円 |
これは、アフェリエイトの中から選んだノートパソコンです。
いろいろこのパソコンのスペックが書いてありますね。
14インチだとかoffice付きとかは、みなさんのお好みで良いです。
ただし、この2点はちゃんと確認してください。
- SSDなのかHDDなのか
- メモリは4GB以上か
ちょっと深掘りしますね。
SSDなのかHDDなのか
SSDなのかHDDなのかは、非常に大きい差なので用途によって使い分けしてください。
- HDD・・・・昔ながらのハードディスクです。
Windowsのロゴが出て使える状態になるまで、2分から5分ほど待って「立ち上がったかなぁ」ってやってきました。
遅い原因はコイツです。
そんなにデータを保存する必要がありますか?と聞きたくなるくらい。
動画や音楽編集などをする方なら500GB(ギガバイト)やその倍の1TB(テラバイト)以上とか必要ですが、一般人でインターネットやエクセル使うくらいなら、100GBあればお釣りがきます。
- SSD・・・・ハードディスクの代わりに出てきた新型ディスクです。(仕組みは割愛します)
体感で言うとHDDの4倍くらいは早いので、電源入れてWindowsの立ち上がりまで数十秒ですね。最近はこれが人気で、カタログ見ても多いです。まだ、値段が高いので、HDDに比べると容量は少なめが目立ちます。
今回の広告のパソコンもSSDと書かれていて128GBとなっていますね。一般人でインターネットやエクセル使うくらいなら充分です。
メモリは4GB以上か
メモリの選び方ですが、
また、商品を1点例にあげます。
これも楽天のアフェリエイト商品です。
![]() | 価格:167,000円 |
このパソコンはメモリが16GBとなっています。
メモリの数字の大きさは、わかりやすく言うと
「学校の黒板の大きさ」です。(わかりにくくなっちゃた?)
もし、黒板が4倍の大きさであれば、たくさんの計算式を書いても、黒板消しですぐに消さなくても
たくさん書けますよね。
メモリは、計算するときに使う黒板なんです。
メモリの値が大きいと、動きが重たくなったり、フリーズする事がほとんど無くなります。
ですので、あまりパソコンに負荷をかけないような使い方でも、
最低4GBあれば、安心してパソコンを楽しむ事ができます。
(このパソコンのように16GBは高スペックすぎますね)
まとめ
パソコンのフリーズを何度も確認した場合は、まず
再起動しましょう。
再起動の方法はパソコンに負担の少ない順番におこなってください。
まずシャットダウンを優先。
どうしても無理なら電源を断つ。その後、起動します。
それでもフリーズが頻繁に起こるようであれば、
HDD・メモリ・周辺機器が原因です。
・メモリの場合は、メモリを増設。
・周辺機器が悪さをしているかもしれませんので、
周辺機器を外していき異常が出なくなるかを確認します。
<パソコンの買い替え>
パソコンを買う時に、参考にするのはHDDとメモリの数値だけは
面倒でもしっかり見てくださいね。
それだけで、無駄な出費を抑えることもできるし、ストレスなく作業できると思います。
フリーズが多い方も、ぜひ、参考にしてくださいね。
ではではー(^○^)