「夢が見つからない。自分の人生こんなはずじゃなかった。会社へ行っても、義務的に仕事を終わらせて帰る毎日。給料日の為に日々淡々と自分をころすだけ…」
もちろん若者もそうですが、大人でも、こう思う方は少なくないのではないでしょうか。こんな人生になるはずじゃなかった…
しかし、みんなこうやって生きている。自分だけが弱音を吐くわけにはいかない。
私も、こう思っていた1人です。今は、おかげさまで、前より充実する毎日にすることができました。
<自分の人生の>終わりを思い描く
第2の習慣:自分の人生の終わりを思い描く
皆さんにも、ご自分の中で満足できる日常を過ごせる様に、出来る限りわかりやすくお話したいと思います。
まず7つの習慣という素晴らしい本から授かった考え方を(今回は第二の習慣)お伝えしたいと思います。
ゴールを設定する(終わりを思い描く)
あなたは、自分の人生設計はありますか?
急にこんなこと言われても、ピンとこないですよね。
しかし、そのピンとこないことこそ、とてももったいないです。何がもったいないか言います。
あなたの毎日を人生の理想や幸せの為に使ってください。
具体的な方法としては、まず「あなたのゴールを思い描く」ことです。
この「ゴールを思い描く」とはビジネスの成功や、結婚、オリンピックにでるとかなどではありません。
それは、あなたの人生の最後の事です。
ですので、この「ゴールを思い描く」作業は、なんとなくやるのではなく、あなたが1人になれる時間をとって真剣に向き合える状況で行ってください。
では、「ゴールを思い描く」をやってみましょう。
ステップ1 ゴールを思い描く
少し長い文章です。誰もいない、雑念のない場所で紙とペンを用意してから読んでください。↓↓
その人たちは、黒い服を着ており、悲しそうな表情を浮かべています。
中に入ってみると葬儀が行われており、棺には誰かが入っています。

顔を覗き込むと、その人物はあなた自身です。
葬儀が進行していき、あなたの両親・子供・親戚・職場の友人や上司・趣味の活動のメンバーなどが次々と弔辞を読み上げていきます。

その弔辞の中で、あなたの大切な人たちがどんな弔辞を読み上げたら嬉しいですか?>
どうでしょうか。なんかあまり考えないようなストーリーですよね^_^
余談ですが、こうやってストーリーを想像して考えられるのは人間だけだそうです。
この想像の力をホモ・サピエンスは持っているのでいくらでも強くなれるのだといいます。
想像力を働かせて次を進めてください。
ここで、あなたの嬉しいと思う弔辞の内容を紙に、書き起こしてください。
ここで時間をかけても構いません。リアルにイメージして、両親、子供、友人など参列者を変えてそれぞれ書いてください。
みなさんにも、必ず自分の人生、最後の日はやってきます。
また、その弔辞を読んでいる親子・夫婦・友人とはどんな関係でしたか?その方には、あなたの事をどのように見て欲しかったか。
その場に集まった方はどんな表情ですか?
書けましたでしょうか。
書けましたら、次はあなたはその弔辞に書かれている事を達成できるように、毎日を送っているか?を考えてみましょう。これも紙に書いていきましょう。できていないものに印をつけるだけでもいいです。
ここまで書けたらしっかりと読み返してみてください。どうでしょうか?あなたの自分の人生が幸せだと思う事は、弔辞の内容になっていますか?
そして、自分の人生の課題が見えましたでしょうか?
ステップ 2 憲法をつくる
この課題をなんとなく目標として決めるのではありません。
自分自身の「憲法」を作ります。(この本では、ミッションステートメントと呼んでますが、憲法の方がいくらかわかりやすいと思います。)これは、堅苦しいものではなく、
あなたがなりたい成功や幸せのイメージ
→現実的に可能となるビジョンを考えます。
ここでは、右脳(イメージ)と左脳(論理)をフルに使って考えましょう。
例えば、あなたが、息子や部下に「優しくてユーモアのある人だった」と弔辞で読まれたかったとします。
その場合、いつも怒鳴ってばかりであるならば、憲法には
「自分と周りの人々を信頼する。全ての人に、敬意を払い礼儀正しくする」
など、大まかな原則を書いていきます。原則なので具体的でなくてよいです。
この憲法の作成には、短時間で書ける人もいれば、数ヶ月かかる人もいるようです。なので急がなくて大丈夫です。
但し、この憲法を適当に作らないでください。他人の受け売りなどで作ってしまうと意味がありません。自分に正直に、素直に自分の言葉で書き留めてください。
そして、この憲法を必ず守る為に、いつでもあなたが見ることのできる状態を作ってください。(壁に貼る・スマホの壁紙など)
そして、できなかったときも自分を責めず、少しずつできるようになれば良いだけです。
あと、この憲法は何度でも改正してください。よりよい憲法は、自分と人生を、周りの人をもっと上に押し上げてくれます。
個人だけでなく、グループでの憲法作成
この憲法を作る作業は、家族で作っても良いです。そして企業やグループで作成することま有効です。全員がその最後を考え、このようにありたかった!という意見を全員で真剣に考えることが重要です。真剣に考えなければ、だれも絶対に守りませんね。
余談ですが、私も1ヶ月ほどかけて修正しながらミッションステートメントを作りました。
そして、「今度の土曜日に息子に勉強を教えよう」とか「今日早く帰って妻をねぎらう時間を15分作ろう」だとかをスケジュールに落とし込んで実践する様になりました。
時間の作り方に関してはこちらへ→第3の習慣(最重要事項を優先する)
すると、少しずつ関係が変わり(特に妻をねぎらわない夫だったもので…)今はとても良い関係に戻りました。
私の「憲法」ミッションステートメントは、とても恥ずかしくて書けませんが(笑)、著者は
「人は目指すべきところは、実は人によってあまり大差がない」
と言っています。なので、恥ずかしがらず、自分に素直に作れば良いと思います。
いかがだったでしょうか。実践していただけたでしょうか。もし、この方法を行っていただけたなら自分の事を少し知る事が出来たような感覚になると思います。そして、これからを良くしていく事に、期待が少し湧いてくると思います。(今回決めた事を実際に1つやると、どんどんやりたくなります。私がそうでした。)
まとめ
最後に今回のまとめをしたいと思います。
②よい弔辞→あなたの叶えたい夢や理想<書く>
③叶えるためには?あなたのこれからの理念を作る(憲法)<自分が毎日目につくところに貼る>携帯の壁紙でもOK
④憲法をもとに自分のスケジュールに落とし込み実践する。(時間がないと思う方は、第3の習慣を読んでください)
最後までこの長文を読んでいただき、ありがとうございました。
日々の生活の中で、こんな時間は面倒だと嘆いても人生は変わりません。大変なのは承知の上ですが、これをやった人とやらずに生きる人とでは、1年後・5年後大きく人生が変わると思います。
私はこの本から大きな財産を頂いたと思っています。
そして私自身の体験を元に書いてきました。
私は、この本を少しでも多くのかたに読んで欲しいと思います。
このブログだけでは説明できない事も、かかれているので、ご興味を持たれた方は是非購入して読んでみてください。
この本は、読めば人生が変わる本ではありません。
この本は、読み返し続け修正し、習慣とするべき本です。あなたの手の届くところに置いていただき、あなたの人生の杖にしていただけたら幸いです。
あなたは、これからどうしますか?
ではまたー!
※この記事は<7つの習慣>という名著を、私自身の解釈で、短くまとめたものです。
間違いなどごさいましたらご指摘のほど宜しくお願いします。すぐに訂正させていただきます。
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